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九州大豪雨 7.12~7.21
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皆さんお元気でらっしゃいますでしょうか?
先ず本日はブログを見て下さっているお客様、
リーピーターのお客様、私たち家族を、ペンションをご心配下さった方、
友人、知人の皆様にお礼と、雷でモデムが壊れブログの更新が出来ずに
益々ご心配お掛けしました事に、心からお礼を申し上げますと共に
心苦しくお詫びいたします。
先ず、経緯をご報告いたします。
7・12の早朝、防災無線より午前六時消防団に緊急出動命令。
九州東海大学前に約6:30到着、その時点で7、80人集合するも
災害対策本部も状況把握できず指令通りに長陽役場へ土嚢を取りに行く
土嚢袋は有ったが、中の砂の調達方法の指示なし。
役場から逆戻りし、ある公園にあった砂山から約、50作って
立野の現場へ到着、この時点では私たちの班と数班しか到着していなかった。
何よりも現場へ着いてあまりの惨状に愕然とする。
山の頂上から一気に民家をなぎ倒し落ちてきた土砂は
地区に通っている道でかろうじて止まっていたが
その下にある水田は完全に土や残骸で埋め尽くされていた。
分団長の指示で『山から濁流となった水を、田んぼや民家にこれ以上被害が出ないように水道(みずみち)を作れ!』
積載車に山積みしてきた土嚢を私たちの班で積んで行き、水道を側溝へ誘水。
作戦は成功だったと思う。
土砂と言うものはその上を歩けそうだがとんでもない。 歩こうものなら何の抵抗もなく下まで沈む。
例えるなら“沼に浮いている葉っぱに足を乗せるようなもの”そんな感じだった。
とりあえずの任務を終え改めて周りを見てみると警察車両が到着していた。
ここでこの土砂の中に行方不明者がいることを知る。
まだ具体的な救出、捜索方法は指示が無かった。
一旦、現場を離れ地元に帰り積載車のマイクで『被害は無かったでしょうか?困った事があったら声かけて下さい』
巡回して回る。地元には(ペンションの周りには)急を要するものは無かった。
詰め所にて本部の支持待ちで一旦待機。
しばらくしてまた東海大学前に集合整列、この時点で団員100人ほどだったと思う。
行方不明者の人数、名前、年齢を聞く
それから立野の現場入り捜索活動に入る。
自衛隊、消防署(レスキュー)、警察、が到着し捜索を開始していた。
我が班は自衛隊の重機がいて作業していた為前に進めず回り道して倒壊家屋の屋根に登り
我が班も捜索開始。
開始から一時間半ほどで一人目発見。
それから午後七時ほどまでもう一人の捜索するが発見に至らず。
二日目も大雨の中捜索するも発見されず。
三日目発見。
本当にこの度の災害により被災された方々心よりお見舞い申し上げます。
私も地域消防団として尽力したつもりでありますが、
改めて自然の厳しさ、人間の無力さを痛感いたしております。
幸い私の家族、ペンションに被害はありませんでした。
本当に沢山のお客様、友人、知人、お電話や携帯電話へのメール、フェイスブック、メッセージ
頂きました。
とても心強く改めて一人で生きていない事を認識させて頂きました。
必要なものは無いでしょうか?元気だったらブログに顔をUPしてくださいとか、
私たちは沢山の『愛』を頂、これまで以上に元気になりました(笑)
本日、ネットも回復しこうやって皆様に報告できる事を大変嬉しく思っております。
阿蘇は今、元気を落としております。皆様の励ましで
元気が出ます。 風評で観光のお客様も少ないです。
もし良かったら阿蘇は元気だよ!阿蘇に行ってね!とお友達にお声掛けいただけないでしょうか?
皆様のお力をもう少しお借りしたい阿蘇地方です。
どうか宜しくお願い致します。。
代表 増田 武蔵